吹奏楽コンクール

マーチングコンテスト 2016.01.21

【コンクール・マーチングW全国金賞】玉名女子高校吹奏楽部の素顔

全日本マーチングコンテストのレポートは、学研プラスのフェイスブックサイト「私立ジーピー学園」に掲載されています。

 

●前編

●後編

 

さて、実はオザワ部長は全日本マーチングコンテストの前日に、九州代表として出場する熊本県の玉名女子高校吹奏楽部(通称・玉女)の練習を取材させていただきました。

 

ここ最近、全日本吹奏楽コンクールでも全日本マーチングコンテストでも金賞街道を驀進し続けている驚異的なバンド。
その素顔がずっと気になっていました。

ドキドキしながら、練習場所となっていた大阪市内の体育館を訪れてみると…。

 

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…そこには、マーチングとは思えないほど質の高いサウンドがいっぱいに響き渡っていました!
本番直前ということで、皆さん、本気モードです。

 

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普段はとてもにこやかな顧問の米田真一先生(オザワ部長と同い年!)。

コンクールでは笑顔を浮かべながら、流れるような指揮で玉女サウンドを導いていらっしゃいましたが、さすがに練習のときは厳しい!
畳みかけるように次々と問題点を指摘していきます。

 

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が、それは単に叱っているのではなく、メンバーの潜在的な力をさらに開花させようという指導の一環なのだとか。
米田先生は女性の可能性というものを信じていて、それに敬意を表しているがゆえに、「まだできる」「もっと良くなる」と厳しい指導をしていらっしゃるんです。フェミニストですね〜。

 

部員さんたちも、そんな先生の指導に必死に食らいつき、残されたわずかな時間に集中した練習を続けていました。

 

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ということで、玉名女子高校を代表し、ドラムメジャーの梅田あかねさん(座奏ではオーボエ担当)とトランペットの押川桜さんにお話をお聞きしました!

 

−−明日はいよいよ全日本マーチングコンテストですね。今の気持ちをお聞かせください。
梅田「出演順が1番ですが、一昨年もそうだったので、特別に意識はしていないです。私たちの演奏を審査員や観客に最初に聴いていただけるというのが楽しみです」
押川「今までやってきたことを出すしかないと思うので、悔いのないように、自分たちで満足できる本番にしたいです」

−−目指しているものは?
梅田「いつも『練習を130パーセントでやって、本番で100パーセント出せたら最高だね』と言いながら活動しているので、本番で100パーセントを出すのが目標です」

−−玉女サウンドの特徴を教えていただけますか?
梅田「米田先生はいつも『歌声のように演奏することが大切』と言っておられます。ただ楽譜のとおりに演奏するのではなく、みんなで『個々の部分で感じる温度は? 匂いは?』というようにイメージを決めてやっています。聴いてくださる方たちにもそのイメージが伝わると最高ですし、それが玉女の特徴かなと思います」

−−玉女の演奏にはすごく女性らしさを感じます。
押川「はい。日ごろから、女子校ならではの音楽というものを意識して演奏しています」

−−部員の9割以上が寮生活をしているそうですが、それも演奏に影響していますか?
押川「ずっと一緒にいるので、たぶん…(笑)。部活は部活、寮生活は寮生活、というようにいい意味で切り替えをするようにはしています。それでも一緒にいる時間が長いので、部員同士は誰よりもお互いのことがわかります。それが演奏の一体感につながっているかもしれません」

−−明日の大阪城ホール、改めて意気込みをお聞かせください。
梅田「私はドラムメジャーを3年間やらせていただきました。最後の大会で金賞をいただけたり、オールAになったりすることも嬉しいですけれど、それよりも私の感じている思いを、表情や動きの一つ一つで会場全体に伝えることを大切にしたいです。それから、米田先生には本当に感謝しきれないくらいお世話になりましたので、その気持ちも先生に伝わるように演技したいです」
押川「どんなにいい賞をいただいたとしても、私たち自身が納得できなければ意味がないと思っています。そして、私たちの一番近くにいる先生方の心に届かなかったとしたら、さらに意味がないです。なので、自分たちが納得して、先生方や観てくれている人たちの心に届く演奏をするのが目標です。私個人としては、全日本吹奏楽コンクールでの演奏(自由曲『ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ』)に反省点がたくさんあったので、高校生活最後の大会である全日本マーチングコンテストでは悔いのない演奏をしたいと思っています」

 

DSC08637_2↑左から梅田あかねさん(ドラムメジャー)、押川桜さん(トランペット)。笑顔が素敵でした!

 

 

そして、迎えた翌日の全日本マーチングコンテスト−−。

 

1番目に登場した玉名女子高校は、80名という出場可能枠を使いきらず、サウンドのバランスを重視して73名で演奏演技を披露。

目を閉じたら、まるでホールでコンサートを聴いているかのような素晴らしい演奏。そして、さっぱりとしてキレがいい爽快な演技。
80名で参加する学校に比べると人数が約1割少なかったのですが、それをまったく感じさせない豊かなパフォーマンスでした。

 

結果は…見事にゴールド金賞!
2015年度は全日本吹奏楽コンクールとのW金賞となりました。おめでとうございます!

 

玉名女子高校吹奏楽部、2016年度も注目ですよ〜!

 

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オザワ部長がDJ森雄一さんとともにプレゼンターを務めるネットラジオOTTAVA(オッターヴァ)『Bravo Brass 〜ブラバンピープル集まれ!オザワ部長のLet’s吹奏楽部〜』では、1月19日に玉名女子高校吹奏楽部の演奏による『森の贈り物』(酒井格)を放送。

さすがの玉女サウンドはリスナーに好評で、オザワ部長もスタジオで聴きながら鳥肌が立ちました。

 

今後も『Bravo Brass』では玉女の音源をかけていきたいと思いますので、お楽しみに〜!

 

●『Bravo Brass』は毎週火曜19時から放送です(^^)

 

 

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