吹奏楽部出身有名人さん いらっしゃ~い

アイドル 2016.05.28

【インタビュー】仮面女子・坂本舞菜さん「《たなばた》の楽譜は書き込みだらけです!」

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HKT48指原莉乃さんに憧れてアイドルになったという、仮面女子で一番のいじられキャラ、坂本舞菜(まな)さん。中学時代は吹奏楽部でパーカッションを担当し、「部活をするために学校に行っていた」とか。その熱いブラバンライフの思い出とアイドルに賭ける思いを、オザワ部長がお聞きしました! 坂本さんは「マイスティック&ケース」持参でインタビューに応えてくれましたよ〜。

 

“吹奏楽バカ”だった中学時代

−−これまでインタビューさせていただいた仮面女子メンバーでは、リーダーの桜のどかさん(Cl)、黒瀬サラさん(Tp)、窪田美沙さん(Perc)、月野もあさん(Fl)に続いて5人目の登場となる坂本舞菜さん。吹奏楽部に所属していたのはいつですか?

「中学3年間です。地元は東京です。パートはパーカッションで、3年生のときはパートリーダーをしていました。全部で40名くらいの部活でした。コンクールにはB編成で出ていて、都大会予選で銅賞・銀賞・銀賞という3年間でした」

−−部活は好きでしたか?

「すっごく好きでした! 私以外にも“吹奏楽バカ”みたいな部員ばかりが集まっている部活でした。土日も休みなしに練習があるんですけど、終わった後も多摩川の河川敷に行って練習したり、家に帰ってからも個人練をしたりしていましたね(笑)。私たちはB編成でしたけど、コンクールの全国大会とかも興味ありましたし、『笑ってコラえて』(日本テレビ)の『吹奏楽の旅』を観たりもしていました。ちょうど市立船橋高校が出ていたのを覚えています」

−−顧問の先生はどんな方でしたか?

「男性で、数学の先生だったんですけど、すごく厳しかったですね。私は勉強が苦手で、テストをするとどの教科も10点とかなんですけど(笑)、数学だけはちゃんとやらないと部活停止にされてしまうので、必死に勉強して98点をとったりしていました!」

−−部活のために数学で98点をとるってすごいパワーですね!

「絶対大目に見てくれたりしない先生だったので…。他の教科も同じくらい頑張っていたら、もうちょっと成績がよかったかな(笑)。練習中もよく先生にキレられて、指揮棒が飛んできました。先生が怒って職員室に帰ってしまって、部長やセクションリーダーで集まって話し合いをしたり、職員室までみんなで謝りにいったり…。他の先生方から『また吹奏楽部かよ!』と言われていましたね」

 

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−−まさに《吹奏楽部あるある》ですね(笑)。そもそも坂本さんが吹奏楽部に入ったきっかけは?

「父が吹奏楽部出身で、現役時代は部長をやっていたらしいんです。音楽が大好きで、家にはトランペットが何台もありました。その影響で私も吹奏楽部に入ろうと思ったんですけど、小学校のころに中学校の吹奏楽部が訪問演奏で来たとき、バンドのド真ん中でドラムセットを叩いていた女の子が超カワイくて! 父には『どうせ吹奏楽をやるなら、花形のトランペットにしなさい』と言われたんですけど、もうドラムしか目に入らなくて、入部したらパーカッションを志望しました」

−−そこから吹奏楽にのめり込んでいったんですね。記憶に残っている吹奏楽曲はありますか?

「好きだったのは《星条旗よ永遠なれ》です。普通のマーチバージョンもいいですけど、ジャズアレンジされた《星条旗よ永遠なれ》が大好きでした」

−−コンクール曲で印象的な曲はありますか?

「中3のときの自由曲だった酒井格さん作曲の《たなばた》です。うちの中学では、何年か続けて酒井格さんの曲を自由曲にしていました。今日、そのときのスコアを持ってきているんですけど…(と見せてくれる)」

 

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−−おぉっ!? この書き込みはかなり来てますね! 楽譜を見ただけで坂本さんがどれくらい吹奏楽に打ち込んでいたかがわかります(笑)。

「もう何を書いているかわからないところもありますね(笑)。演奏のことだけでなく、パートリーダーとして思ったこと、後輩に指示しなきゃいけないことなども書き込んでいました。私は《たなばた》でティンパニをやりまして、最後に出てくるソロに命をかけていました。すごくリズムが難しくて苦労したことが一番の思い出です。本番の演奏は緊張しすぎてよく覚えていないんですけど、たぶんうまくいったと思います(笑)」

 

コンクールは失敗の連続!

−−コンクールで記憶に残っているエピソードは?

「いろいろありますよ(笑)。まず、忘れ物。3年生のときですが、コンクール本番に後輩がトライアングルの紐を忘れてきてしまって、出番の直前に気づいたんです。トライアングルは私が使うことになっていたので、代わりに髪を結んでいた紐を使いました。そのせいで女子はみんなお団子ヘアで揃えていたんですけど、私だけ髪の毛がグチャグチャのままステージに出ることになりました(笑)。あと、トライアングルを置いておくときに下に敷くタオルもなかったので、さすがにパニックになりそうでしたが、顧問の先生がハンカチを置いてくれて『大丈夫だから頑張ろう』と言ってくれたんです。今でも思い出すと泣きそうなほどの状況で、先生の言葉には本当に安心させられました」

−−本番に忘れ物は生きた心地がしませんよね…。

「自分が大きな失敗をしてしまったこともあります。2年生のコンクールで、演奏が終わって舞台裏で楽器の片付けに向かうとき、私の前を歩いていた先輩の靴紐が解けていたのに気づかず、踏んづけてしまったんです。先輩は転んで、タンバリンがガシャーンッと…。もう次の学校の演奏が始まっていたので、最悪な状況でした。その年は銅賞から銀賞になってすごく嬉しかったのに、その事件のせいで誰も喜べませんでした。迷惑をかけてしまった学校にはパーカッション全員で謝罪の手紙を書きました」

−−それはつらい思い出ですね。

「でも、吹奏楽は大好きで、中学時代は吹奏楽一色でした! たまに部活が休みでも、吹奏楽部の子たちと楽器屋さんに行ったりしていました(笑)。学校には部活をするために行っていたようなもので、何か嫌なことがあっても、部活があるから頑張って通っていました。もし吹奏楽部に入っていなかったら、学校に行っていなかったかも…って思ったりします。私、友達を作るのが苦手で、小学校のときも友達がすごい少なかったんですけど、吹奏楽部に入ったおかげで友達ができました」

−−そんなに吹奏楽に熱中したなら、元部員のお父さんも喜んだのでは?

「さっきもお話ししたように父は私にトランペットをやってほしかったので、『なんで打楽器なんか目立たないのをやってるんだ?』みたいに言われて、すごく傷ついて…。『私は打楽器が好きなの!』と初めて父に反抗したんです。そういうことがあったから余計に頑張ったんですけど、そのおかげで、コンクールや練習で私が演奏しているのを見たお父さんが『ずいぶんうまくなったな。これからも打楽器、頑張るんだよ』と言ってくれて。私にとっても、吹奏楽とパーカッションは生まれて初めて打ち込んだものだったので、父に褒めてもらえたのは本当に嬉しかったです」
DSC08968_5↑さいたまスーパーアリーナでの仮面女子ワンマンライブ。坂本さんは右から2番目。

 

“諦めない力”で乗り越えたアイドル下積み時代

−−今でもドラムを叩くことはありますか?

「私たちが毎日ライブをしている秋葉原のP.A.R.M.S(パームス)の近くにドラムが置いてあるスタジオがあるので、ときどき叩きにいっています! 実を言うと、中学を卒業したときに、もう吹奏楽では完全燃焼したみたいな気分になってしまって、『一生ドラムは叩きたくない』と思ってしまったんです。でも、数年経つと、やっぱりドラムも吹奏楽も楽しかったと思えるようになり、自分で叩くようになりました」

−−坂本さんはHKT48の指原莉乃さんに憧れてアイドルになったそうですが、指原さんも吹奏楽部出身(トロンボーン経験者)ですよね。吹奏楽部の経験はアイドルになってから活かされていますか?

「すごく活かされていると思います! 仮面女子も吹奏楽部のように大人数で活動しているんですけど、やっぱりメンバー全員が同じ方向に同じ思いで向かっていかないとファンも増えないし、ライブも成功できないと思うんです。そういうところは吹奏楽部でコンクールに向かってみんなで頑張った経験が役に立っています。あと…私、事務所に入ってから仮面女子の正式メンバーに昇格するまで、2年もかかったんですよ」

 

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−−実は、オザワ部長は坂本さんがまだスライムガールズという「候補生の候補生」的なユニットにいるときから知っているのですが…(笑)。かなり長い下積みでしたし、よく頑張りましたよね。

「同期の子がどんどん仮面女子のメンバーになって1列目で歌っていたり、後から入ってきた後輩たちにも追いつかれたり…。でも、私、一度も『もう諦めよう』と思ったことがないんです。おかげで今は仮面女子のメンバーになれましたけど、その“諦めない力”は吹奏楽で鍛えられたと思っています!」

−−素晴らしいですね。では、現役で吹奏楽を頑張っている中学生や高校生にメッセージをお願いします。

「毎日、同じ部活で長い時間一緒に頑張ってきている仲間を信じてもらいたいなと思います。コンクールなどでステージに立つとき、仲間を信じて演奏すれば、きっと賞とは関係なく心に残る感動的な演奏ができると思います。あと、コンクールのときは全員の靴紐が解けていないかチェックすることも忘れずに(笑)!」

 

 

《Profile》坂本舞菜(さかもと・まな)
1996年10月13日生まれ。神奈川県生まれの東京育ち。アリス・プロジェクト所属。仮面女子、スチームガールズのメンバー。特技は打楽器、バレエ。HKT48指原莉乃の大ファンで、日本テレビ『ものまねグランプリ』に指原のものまねで出演した経験あり。

【公式ブログ】「まーちゃんふぇいす☆」


「仮面女子」とは?
アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズというアリスプロジェクト所属の3ユニットが合体した超大型アイドルユニット。 “最強の地下アイドル”を自認し、トレードマークはホッケーマスク。激しいダンスとキャッチーな楽曲、個性派揃いのメンバーで、今まさにアイドル界で旋風巻き起こし中。東京・秋葉原の専用劇場「P.A.R.M.S(パームス)」にて1年365日ライブを行っている。 2015年元旦にリリースしたシングル『元気種☆』はオリコン首位を記録。2015年11月にはさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを敢行し、都立葛飾総合高校吹奏楽部ともコラボした。また、海外でのライブも積極的に行っており、世界中にファンが急増中。
【仮面女子公式サイト】http://www.alice-project.biz/kamenjoshi
 【公式モバイル】http://a-p.mobi
 ※Twitterで魔法の言葉「仮面女子」とつぶやくとメンバーが遊びに来ます! 是非つぶやいてください!

20150502_kamenjoshi_mainPhotography by T.Okamoto
fromアリスプロジェクト公式モバイル【http://a-p.mobi】
Twitter ID:@AliceProject_mb

 

●仮面女子 さいたまスーパーアリーナワンマンライブDVD発売中!

 

 

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