吹奏楽部出身有名人さん いらっしゃ~い

2015.04.27

「ティンパニ大好き!」 仮面女子・窪田美沙さんインタビュー

偏差値29の天然系アイドルは元パーカッション担当!

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3月24日に発売された新刊『オザワ部長の吹奏楽部物語 翔べ!私たちのコンクール』(学研パブリッシング)、ありがたいことに早くも増刷が決定しました!

そこで、発売&増刷記念としてお送りするのが、“最強の地下アイドル”を自認する「仮面女子」メンバーへの特別インタビューです。

仮面女子は今年1月にシングル『元気種☆』でオリコンチャート首位を獲得。バラエティ番組『仮面女子のやっぱ全力だね~!』(テレビ東京)、『やりきり!仮面女子』(TOKYO MX)も話題です。
さらに、11月23日にはあのさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブも決定しており、今年はアイドル界の台風の目になることが確実なユニットです。

この「みんなのあるある吹奏楽部分校」では、今までも黒瀬サラさんhttp://motton.snacle.jp/arusuib/detail/id/276桜のどかさんhttp://motton.snacle.jp/arusuib/detail/id/410など吹奏楽部出身のメンバーにインタビューをしてきましたが、今回登場するのももちろん元吹奏楽部員!

京都の中学校でパーカッションを担当し、ティンパニが大好きだったという「みーしゃん」こと、窪田美沙(くぼたみさ)さんです。

写真からもわかるとおり、天性のアイドル力の高さを持つ美沙さん。ときどき(いや、頻繁に?)炸裂する異次元級のボケもまた魅力的です。

身長は153センチとメンバーの中でも小柄です。
取材の際、美沙さんが「私、162.8cmになりたかったです」と言うので、「なぜそんなに細かい数字なんですか?」とオザワ部長が聞いてみたところ、「ヒャクロクジュウニテンハッセンチっていう響きが好きなんです。カッコよくないですか?」とのこと…。
正直…よくわかりません(笑)。
でも、美沙さんにニコニコしながら言われると、「なんか162.8cmってカッコいいかも」と思ってしまうんですよね~。

では、そんな不思議な魅力を持つ窪田美沙さんへの吹奏楽インタビューです!

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*     *     *

パーカッションは「吹奏楽の心臓」

――いきなりですけど、学生時代の偏差値が29だったとテレビで公表されていましたよね。あれは本当ですか(笑)?

「はい、番組でバラされてしまいまして(笑)。自分ではそこそこ勉強できると思っているんですけど、テストで出てきた数字は29でした」

――最近、ボケキャラが定着してきているような…?

「そうなんですよ~。自分ではおバカな部分を出してるつもりはないのに、自然と偏差値29がにじみ出てしまっているらしくて。『(栄養の)摂取』と『予防接種』を間違えたり、『山頂』って聞いたら『三丁目』だと思っちゃったり。よくまわりから『みーしゃん、大丈夫?』って言われてます(笑)」

――美沙さんは中学時代に吹奏楽部に入っていたんですよね。

「はい、京都の中学でやっていました。40人くらいの部活でしたね~。役職は何も任されなかったです。『みーしゃんはそこにいてくれればいいから』って言われて(笑)」

――吹奏楽部に入った理由は?

「幼稚園のときからピアノを習っていて、音楽は好きだったんです。中学に入って部活を見学にいったら、女子の先輩がドラムを叩いていて、『女の子がドラムを叩くのってカッコいいな~』と思って入部を決めました」

――では、最初からパーカッション希望で入ったんですね。

「はい。入ってみて、パーカッションが“吹奏楽の心臓”みたいな存在だっていうことがわかりました。私たちがずれるとみんなもずれちゃうので、すごい責任とやりがいを感じましたね~。1年生のときは毎日練習パッドをスティックで叩いて基礎練をしたり、トライアングルとかタンバリンみたいな小物をやったり」

――ティンパニ愛に目覚めたのはいつですか?

「1年生で、先輩たちが出ているコンクールを見たときですね。ティンパニの存在感がすごかったんです! カッコいいし、目立つし、『私もコンクールに出るならティンパニ担当で出たい!』って思いました」

――その願いは実現されたんですか?

「はい、3年生のときにティンパニでコンクールに出ました!」

――ティンパニを叩くときに、勢い余ってマレットを飛ばしちゃったりはしませんでしたか?

「コンクールではしなかったですけど、ティンパニ担当になったばかりのころはよく飛ばしてました(笑)。マレットを握る力加減がわからなくて、軽く持っていたら、ヘッドに跳ね返った勢いでぴょ~んって…」

――それでも、1年生のときから憧れ続けた楽器ですもんね。

「コンクール本番はすごい緊張しました…。目立つっていうことは、ミスも目立つということなので。でも、それも含めて青春でしたね~。DVDを観かえすと『やっぱりあのころはよかったなぁ』と思います」

――アイドルになった今でもコンクールのDVDを観かえすことがあるんですか?

「吹奏楽部にいたころは一番の青春だったと思うので、何かに没頭する』っていう気持ちを思い出したいときとかに観ますね。そして、ティンパニで目立っている自分を確認して嬉しい気持ちになります(笑)」

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ティンパニの陰でお弁当を…!?

――コンクールの結果はどうでしたんですか?

「京都府大会で金賞だったんですよ! 関西大会には進めないダメ金でしたけど、嬉しかったです」

――ということは、会場は京都会館で、アニメ『響け! ユーフォニアム』に出てくるみたいに成績が紙に書かれた状態で発表される形式ですね。

「そうなんです! 発表前はすっごい緊張しました。金賞をとって関西大会に行きたい、全国にも行きたいっていう気持ちで毎日毎日練習を続けてきたので。緊張しすぎてみんなで震えましたね。成績発表の紙に『金賞』って書いてあるのを見た瞬間は喜びが爆発しました」

――ダメ金じゃなかったら、なお良かったですね。

「実は、私たちが卒業した後に後輩たちが関西大会まで行ってるんですよ。2つ下の妹もメンバーで…。正直、羨ましかったです」

――打楽器はいろいろありますけど、一番苦手だったのは?

「シンバルです。重いので、刻みとかが難しくて遅れちゃったりしてました。よく先生に怒られましたね~。私、怒られても泣かないタイプだったので、他の子の倍くらい怒られてました(笑)。でも、ヘコみもせず、怒られた悔しさをバネにさらに頑張ってました」

――部の規則などは厳しかったですか?

「スカート丈から生活態度まで、すごく厳しかったです。しかも、オフがなくて、毎日練習だったんですよ。土日も朝から夕方5時くらいまで練習でしたし、すごいハードな生活でした。たぶん学校一厳しい部活だったと思います。運動部はグラウンドや体育館を交代で使ったりする分だけ休みがあるんですけど、吹奏楽部は音楽室を独占できたので、とにかく練習時間が長くて大変でした。しかも、パーカッションは練習中はほとんど立ちっぱなしなので、脚がむくんできたりして(笑)」

――「合奏練習中に待ち時間が長い」というパーカッションあるあるがありますけど、どうでしたか?

「そのとおりでした。チューニング中とか、先生が管楽器のどこかのパートを指導している間とか、ず~っと待ち時間です。私はティンパニの間に隠れてお弁当食べたりしてました(笑)」

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マーチングで初の金賞を獲得!

――中学時代はマーチングもやっていましたか?

「やってました! 吹奏楽連盟のほうのマーチングでした。最初は打楽器はピット(演技に参加しない打楽器)だったんですけど、途中から規定が変わって打楽器も一緒に動かなきゃいけなくなって。楽器は重いし、動いている最中にぶつかったりとかもあったんで、すごく大変でした」

――マーチングでの担当楽器は何でしたか?

マルチタムでした。パーカッションのメンバーで何がやりたいか希望を出し合うんですけど、マルチタムはいつも人気でしたね。じゃんけんをするといつも私が勝って、希望楽器をゲットしていました。ソロパートもあって、すごく緊張しましたけど、やっぱり目立つのは嬉しかったです(笑)」

――マーチングは得意でした?

「5メートルを8歩で歩くっていうのがすごく難しくて…。間隔がなかなかつかめずに苦労しました。動く練習はグラウンドでやるので、土日の午前中は曲を練習して、午後から真っ暗になるまで動きの練習をしたりしてましたね~。暗くなると、グラウンドに照明がつくんですけど、その明かりの中で練習するのは何だか楽しかったです」

――美沙さんの中学はマーチングは強かったんですか?

「一度も金賞をとったことがない学校だったんです。だから、『どうしても金賞が欲しいよね』っていうことで練習時間を増やして一生懸命やりました。その結果、私たちの代で初の金賞をとれたんです! 結果がわかったときは泣きました。生まれて初めて嬉し泣きしたんですよ~」

――こんなおっとりした雰囲気の美沙さんが、バリバリとマーチングをやって金賞をとっていたというのは、ちょっとビックリでした。

「ただ、マーチングもやっぱりダメ金だったんです。京都大会止まりでした」

――関西はマーチングの強い学校がたくさんありますもんね。

「有名な京都橘高校に行って、練習を見せてもらったり、一緒に演奏演技をさせてもらったりしたこともあります。やっぱりレベルが違うっていうか、とにかく京都橘はすごくて、憧れの存在でした」

――京都橘高校というと、『シング・シング・シング』ですよね。

「あれは本当に鳥肌が立つくらいすごいです! 見ていると、かなりの練習量だろうなっていうのもわかりました。衣装も可愛いですし、よくテレビにも取り上げられていたし、カッコよかったです。あんなふうになりたいって思って、また一生懸命練習して…。あのころの私は完全に吹奏楽にのめり込んでました

脚の靭帯を損傷したままドラムを叩く

――吹奏楽をやっていたころの印象的なエピソードはありますか?

「京都会館で演奏会があったとき、出番前に階段で転んじゃったんです。楽屋にスティックを忘れて、取りに戻ったときに階段で足を踏み外しちゃって。ちょっとしたケガじゃなくて、脚の靭帯を損傷しちゃったんですよ(笑)」

――お、大ケガじゃないですか!

「でも、3年生だし、どうしても本番には出なきゃいけないし…。私、ドラムセットの担当だったんです」

――ドラムセットだと、バスドラムやハイハットは脚で踏んで操作するんですよね!?

「はい。靭帯を損傷したまま、バスドラのフットペダルを踏みました(笑)。激痛でしたけど、顔や態度に出さないように我慢して演奏したら、終わった後で先生に『根性あるね』と言われたんです。そのとき、『あ、私って根性あるんだ』と初めて気づきました(笑)」

――いい意味で印象に残っているエピソードは?

「卒業するときの最後の定期演奏会です。頑張ってきたこととかつらかったこととかを思い出しながら演奏するので、すごく感動しました。中学3年間で苦しいこともたくさんあったし、本気で『やめたい!』って思ったこともあったんですけど、みんなで乗り越えてやってきたので、卒部式のときは寂しくなりました。『やっぱりやめたくない。このまま部に残りたい』って思っちゃいましたね~」

――一番大変だったことは何ですか?

「やっぱり毎日の練習ですかね? 友達と遊ぶような自由な時間がほとんどなかったですし、勉強との両立も大変で…」

――勉強…?

「…実は、部活にのめり込んでるときはほとんど勉強してなかったんですけど(笑)。それでも、高校受験前にはちゃんとやりましたよ〜」

――美沙さんが一番好きだった吹奏楽曲は何ですか?

『美女と野獣』(メンケン作曲)です。

あと、『藤子不二雄アニメメドレー』とか、『ブライアンの休日』(内藤淳一作曲)とか。それから…うーん…『オイレン・ザ・シュピエール…いたずら』みたいな…」

――リヒャルト・シュトラウス作曲の『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』ですね(笑)。難しい曲をやっていたんですね!

「はい、それです(笑)! 自由曲でやりました。毎日毎日繰り返して練習して、嫌になっちゃうこともありましたけど、今となってはいい思い出です」

――高校ではどうして吹奏楽を続けなかったんですか?

「私が入った高校は、吹奏楽部員が3人しかいなかったんです!『これじゃやっていけないな…』と思ったんですけど、やっぱり音楽は好きだったので、ドラム担当で軽音楽部に入りました。本当は吹奏楽部に入りたかったなぁ…」

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吹奏楽部時代を思い出すと涙が…

――「吹奏楽のここがいい!」というところは何でしょう?

「真面目で、真剣で、薄っぺらくなくて。みんなで一つのものを作り上げる吹奏楽は、本当に素晴らしいなと思います」

――演奏中は気持ちがつながっている感じもしますよね。

「はい、つながってますね! 演奏中はみんなで息を合わせて、すごく神経を使いながら音楽を作って。音が揃ったときには嬉しいし、感動するし。そして、目標に向かって毎日頑張っていく吹奏楽部は青春そのものだと思います! 本当に好きです! 今、思い出すだけでも泣きそうになっちゃいます…(笑)」

――今は仮面女子の一員となっている美沙さんですが、アイドルと吹奏楽には共通点はありますか?

「やっぱり一人ではできないというか、みんなの力を集めて作り上げるものっていうところは似てると思います。人を楽しませるエンタテインメントというところも近いですよね」

――吹奏楽部時代から芸能活動には興味があったんですか?

「はい、心の中では女優さんになることを夢見ていました。やっぱり目立つのが好きで(笑)。ずっと単なる憧れだったんですけど、高校の卒業が迫ってきたときに、私は勉強もできないし、目標も何もなくて、『やりたかった芸能活動に挑戦してみよう』と思ってオーディションを受けたんです。アリスプロジェクト(所属事務所)に入ったのは19歳のときでした」

――アイドルとしては遅咲きですけど、今はライブにバラエティに大活躍ですよね。吹奏楽をやっていたことで、アイドル活動に生かされていることはありますか?

お互いのことを信じ合って活動するっていうのは、吹奏楽部で学んだことだと思います。ステージで踊るときにぶつかったりしないか不安ですけど、メンバーを信じて動いたりするのは、マーチングに似てます!」

――また吹奏楽をやってみたいと思いますか?

「めっちゃやってみたいですよ! 私、吹奏楽を聴くのも好きで、高校でやめちゃってからも他の学校の演奏会に行ったりしてたんですけど、『青春してていいなぁ…』って自分もやりたくなりました。今もこうやってお話していると、吹奏楽をやっていたころの楽しさを思い出して、やりたくてたまらなくなってきます(笑)」

――では、全国の吹奏楽部員の皆さんにメッセージをお願いします。

「本当につらくて苦しくても、吹奏楽部は最後は笑顔で終わりを迎えられる部活だと思うので、くじけずに続けてもらいたいです。大人になってから思い返すと、本当に吹奏楽をやっていてよかった、あのころは楽しかったな…って思います!」

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*     *     *

ほんわかした天然ボケキャラの窪田美沙さんが、まさかこれほど熱く吹奏楽を語ってくれるとは思いもしませんでした。吹奏楽には関わった人すべてを熱くさせてしまう何かがあるのでしょうか?

いずれにせよ、美沙さんにとって吹奏楽での経験が「思い出すだけで涙が出てきそうになる」ほど素晴らしいものだったというのは、同じ吹奏楽経験者としてとても嬉しかったです。

アイドルとして日々活動する頑張り屋の美沙さん、ますます応援したくなりました!
仮面女子のライブはほぼ毎日(!)秋葉原にある常設劇場「P.A.R.M.S(パームス)」で行われています。皆さんもぜひ一度、美沙さんの吹奏楽部スピリットあふれるパフォーマンスを観にいってみてくださいね〜。

 

↓窪田美沙さんの異次元ボケが満喫できる動画! スライディング・ニモ!?

↓窪田美沙さんの感動的な生誕祭

↓オリコン1位を獲得した『元気種☆』MV

 

◆Profile 窪田美沙(くぼた・みさ)
1994年3月25日生まれ。京都府出身。アリスプロジェクト所属。
愛称は「みーしゃん」。
仮面女子のほか、アーマーガールズ、ゲームガールズなどのメンバーとしても活動中。
【公式ブログ】http://ameblo.jp/kubota-misa/

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◆「仮面女子」とは?
アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズというアリスプロジェクト所属の3ユニットが合体した超大型アイドルユニット。
“最強の地下アイドル”を自認し、トレードマークはホッケーマスク。激しいダンスとキャッチーな楽曲、個性派揃いのメンバーで、今まさにアイドル界で旋風巻き起こし中。

2015年元旦にリリースしたシングル『元気種☆』はオリコン首位を記録。
テレビ東京『仮面女子のやっぱ全力だね~!』(水曜・深夜26:05〜26:35)、TOKYO MX『やりきり!仮面女子 ~天下取るなら、イッちゃって!~』(金曜・深夜25:35~25:40)という2本の冠番組に出演中。

11月23日には、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催予定!

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Photo by アリス公式モバイル(Twitter:@AliceProject_mb)

【仮面女子公式サイト】http://www.alice-project.biz/kamenjoshi

【公式モバイル】http://a-p.mobi

【ゲーム】世界初のヲタ芸の音ゲー!【元気種】で検索!

※Twitterで魔法の言葉「仮面女子」とつぶやくとメンバーが遊びに来ます! 是非つぶやいてください!

 

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