オザワ部長の注目吹部ルポ!

大学 2016.05.30

【大学の吹奏楽部とは!?】明星大学学友会吹奏楽団へ行ってきた!

DSC04722_2

 

大学の吹奏楽部というものは、中学や高校の吹奏楽部を中心に取材しているオザワ部長にとって、「わかるようでわからない」曖昧な存在でした。

その理由はまず、大学や大学生がいろいろな意味で中間的な立場だからです。大学の吹奏楽にもコンクールはありますが、無我夢中で毎日コンクールに向かって練習する中学校や高校の吹奏楽部と状況は同じではないでしょう。かといって仕事をしながら週1〜2回ほどの練習をしている社会人の一般楽団とも違うはずです。各大学ごとの活動内容もよりバラエティに富み、幅が広いでしょう。

また、大学生は立場的には学生ですが、年齢的にはほぼ大人。そこもまた、大学の吹奏楽部のとらえにくさに関係しているかもしれません。

思い返せば、自分自身も大学時代にその曖昧な立場を咀嚼しきれず、ふわふわ宙を漂うように毎日を過ごしていたような気がします…。

 

果たして、大学の吹奏楽部は、どんな雰囲気で、どんな練習や活動が行われているのか? オーケストラやジャズ、ロックなどたくさんの音楽的な選択肢が目の前に開け、アルバイトや遊びなどもできる中で、敢えて大学でも吹奏楽の道を選んだのはいったいどんな人たちで、どんな思いを秘めているのか?

想像しているばかりでは始まらないので、実際に大学の吹奏楽部を訪れてみることにしました。

 

東京都日野市にある明星(めいせい)大学学友会吹奏楽団です。

 

DSC04663_2

 

明星大学の吹奏楽団の歴史は古く、1967年の結成。学園祭や定期演奏会を主な発表の場としてきました。そして、2007年には、現在まで羽村第一中学校を全日本吹奏楽コンクールに4回導いている(うち3回金賞)玉寄勝治先生を音楽監督に迎え、2013年から2015年まで3年連続で東京都吹奏楽コンクール(本選)への出場を果たしました。また、2016年3月に行われた全日本アンサンブルコンテストでは、サックス四重奏が見事にゴールド金賞を受賞!

まだ全日本吹奏楽コンクール出場には手が届かないものの、全国的にも知名度が上がってきている大学なのです。

 

DSC04699_2

 

というわけで、いざ練習が行われている教室にお邪魔してみると、40名ほどの団員さんが集まっていました。これで全員なのかな…と思いましたが、実際には約120名の団員さんが所属しているとのこと。就職活動のある4年生など、様々な理由で参加できない団員さんが多くいるのは、言ってみれば《大学吹奏楽部あるある》なのかもしれません(なお、フルートパートは講師である東京佼成ウインドオーケストラの丸田悠太先生のレッスンのため、合奏時には不在でした)。

練習は月・木・金・土の週4回で、火・水も自由参加で練習ができるそうです。とはいえ、ウィークデイの練習時間は1日2時間もとれないため、短い時間でギュッと集中した活動をしているとのことでした。

 

DSC04710_2

 

この日は、玉寄先生によるソルフェージュと基礎合奏練習、《てぃーだ》(酒井格)の合奏練習がありました。

《てぃーだ》は沖縄の言葉で「太陽」という意味。沖縄は玉寄先生の故郷だけに、沖縄音楽のリズム感が《てぃーだ》の中でどう活かされているのか、沖縄特有のコードはどういうものなのか、といった説明がありました。

 

DSC04647_2

DSC04697_2

DSC04689_2

 

明星大学吹奏楽団40名の《てぃーだ》の演奏はというと、楽譜をもらってから間がないためか、まだ探り探り進んでいくような感じでした。とはいえ、大学生だって伸び盛りです。これから夏に向けてどのような急成長ぶりを見せてくれるのか、むしろ楽しみになりました。

オザワ部長も明星大学の活動を通して、「大学の吹奏楽部」というものへの理解を深め、素晴らしさを見つけていきたいと思います。団員さんにもいろいろお話をお聞きしてみたいなぁ。

 

そして、最後は明星大学吹奏楽団の皆さんも、玉寄先生も一緒に《例のポーズ》! ご協力ありがとうございました!

 

DSC04727_2

 

 

 

注目記事・特集!