オザワ部長の注目吹部ルポ!

高校 2016.06.27

東海大付属高輪台高校・岡山学芸館高校ジョイントコンサート with 丸谷先生!

5月4日、毎年恒例の東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部(東京)と岡山学芸館高等学校吹奏楽部(岡山)のジョイントコンサートが東京・すみだトリフォニーホールにて行われました。他に皇學館高校(三重)、新湊高校(富山)、スペシャルゲストとして淀川工科高校の丸谷明夫先生、なにわ《オーケストラル》ウィンズ有志メンバーも参加しました。

 

ちなみに、参加した4校はブレザーの色がすべて違います。高輪台は赤、学芸館はキャメル、皇學館は若草色、新湊は海を感じさせるブルーです。

 

DSC03947_2↑控室でもサービス満点の丸谷先生。前日までのなにわ《オーケストラル》ウィンズのツアーで大変お疲れだったようですが、スイッチが入った瞬間に全身から放たれるオーラが眩しかったです。

 

各校それぞれの演奏はもちろん、合同演奏、男子のみ・女子のみの演奏など、まさに「ジョイント」の面白さが味わえる演奏会。今年も観客が「おぉっ!?」と驚くような仕掛けがたくさん用意されていました。

 

冒頭は、高輪台の畠田貴生先生、学芸館の中川重則先生のW指揮による《大学祝典ファンファーレ》(グレイアム)からスタート。お二人の先生が指揮台を運んで登場してくるのが恒例。演奏は高輪台、学芸館、皇學館の2年生の合同バンドです。

 

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今回のジョイントコンサートで最大の見どころだったのは、学芸館が《バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より》を、高輪台が《大阪俗謡による幻想曲》を演奏したことでしょう。言うまでもなく、この2曲は淀川工科高校の十八番。往年のプロレスに例えるなら、アントニオ猪木に武藤敬司が卍固めを、蝶野正洋が延髄斬りをするようなものです。

リハーサルではそれぞれの曲について丸谷先生から直伝の指導があったそうですが、それだけでは終わりません。

 

もともとは各学校の先生が指揮をすることになっていたのですが、《ダフニスとクロエ》のときに急遽丸谷先生が指揮をすることに。これ、事前に打ち合わせがあった演出ではなく、本当にサプライズだったようです。

丸谷先生指揮による学芸館の《ダフニスとクロエ》は本当に美しく、引き込まれるような演奏で、ラストの盛り上がりも圧巻。その実力とポテンシャルを思う存分に見せつけました。

 

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学芸館の《ダフニスとクロエ》を丸谷先生が振った、ということは、高輪台の《大阪俗謡》も当然ながら丸谷先生です。

もっとも東京らしいサウンドを誇る高輪台が《大阪俗謡》を演奏するといったいどうなるのか…? 最初は期待半分不安半分でしたが、これがまた素晴らしかった! 技術の高さをベースにしながら、曲の持つプリミティブなエネルギー、祭りの高揚感が丸谷先生の指揮で引き出され、鳥肌モノの演奏でした。

演奏終了後のMCで丸谷先生は「充分に(演奏が)大阪弁やねぇ。上手になまっていました。今年は(高輪台の)《大阪俗謡》を名古屋で聴きたいなぁ」とおっしゃっていました。ちなみに、今年の高輪台の自由曲はスミスの《華麗なる舞曲》ですが、畠田先生、来年あたり《大阪俗謡》はいかがでしょう?

 

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その後もバラエティに富んだ楽しいステージが続きました。高輪台・学芸館・皇學館・新湊の1年生による《陽はまた昇る》(スパーク)では、新湊の小坪裕子先生が指揮台に。とてもフレッシュな演奏でした。1年生の今後の成長が楽しみです。

 

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各校男子のみで構成された「男組」による課題曲I《マーチ・スカイブルー・ドリーム》、なにわ《オーケストラル》ウィンズ有志も加わっての1974年度課題曲《高度な技術への指標》など、過去と現在の課題曲の演奏も楽しかったです。

 

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そして、第3部は各校の持ち味を最大限に活かしたステージ! 高輪台の《ラテンスペシャル21!》、学芸館によるサザンオールスターズの《みんなのうた》など、非常に盛り上がりました。

 

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最後は4校の3年生が全員ステージに上がり、なにわ《オーケストラル》ウィンズ代表にして、このジョイントコンサートをプロデュースしている金井信之先生の指揮でレスピーギ《ローマの松 より アッピア街道の松》を演奏。学芸館と高輪台の2年生となにわのプレイヤーがバンダに入り、ド迫力のサウンドが会場に充満! シビレました!

 

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アンコールは、4校の生徒が近くにいる別の学校の生徒とブレザーを交換し、みんなで《宝島》とSMAP《ありがとう》を演奏。それぞれの学校のカラーの違い、顧問の先生のキャラの違い、そして、演奏レベルの高さが感じられる素敵なコンサートでした!

いよいよコンクール本番が始まりますが、4校とも頑張ってもらいたいですね。

 

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では、おまけでコンサートのオフショットを〜♪

 

ステージ裏でダンスの練習をする学芸館の部員さん。

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学芸館と皇學館の男子〜ズ。仲良くなったかな?

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高輪台の部員さんはとっても明るいです!

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コンクールではライバルでも、同じ吹奏楽の仲間。青春の素敵なひとコマです。

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おしまい!

 

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