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学校・楽団取材 インタビュー 企画記事 2015.08.04

“いい音”は作れる!幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部が KORGの新チューナーアプリ「cortosia(コルトシア)」で サウンドのレベルアップに挑戦♪

チューナーやハーモニーディレクターなど吹奏楽部の活動に欠かせないアイテムをたくさん作っているKORG(コルグ)から、「いい音」を作れるすごいチューナーアプリ「cortosia(コルトシア)」がリリース。その実力や使い勝手を探るため、オザワ部長はiPhone&iPadを持って千葉県の強豪校・幕張総合高校を訪れました!

今回、取材に協力してくださった皆さん

“いい音”って何だろう?

「先生に『もっといい音を出せ』って言われるけど、どうやったらいいのかわからない」という悩みを抱えている人も多いと思います。オザワ部長もそうでした(いや、現在進行形です)。
なぜ悩んでしまうかというと、「いい音」は感覚的なものだったからです。もちろん、プロの奏者が出す「いい音」という模範はあります。でも、普段の練習の中では「これがいい音だ」という絶対的な基準はなく、「○○先輩の音はいい音だな」と思ってもその理由はイマイチわかりませんでした。だから、どうやって「いい音」を出せばいいかという方法もわからなかったのです。

では、もしも「いい音」が目に見えてわかったとしたら…?
そう、それを実現したのがKORGのチューナーアプリ「cortosia」なのです。

というわけで、幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部(通称・幕総オケ部)の顧問・佐藤博先生と部員さんたちにcortosiaを試してもらうことにしました。
果たして、その結果はいかに・・・。

幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部の皆さん!

cortosia

ロングトーンから「いい音」を測定。5つの項目で視覚的に表示し、総合的な評価による得点を100点満点で判定。「いい音」に足りない部分がひと目でわかり、これまで退屈になりがちだった基礎練習を劇的に楽しく、有意義なものに変えてくれる可能性を秘めたチューナーアプリ(iOS用)。ウェブサイト「good sounds」(https://good-sounds.org)と連携することでウェブ上に自分の音を公開したり、他のユーザーと得点を競ったり、交流したりすることが可能。SNSに得点をアップすることも簡単にできる。

【cortosiaでできること】
1. 「いい音」を5つの要素で分析し、リアルタイム採点
2. 「いい音」を自動録音、技術の向上を日々確認
3. 「いい音」で世界に挑戦、ランキングで競える
4. 「いい音」で世界中の仲間とコミュニケーション
5. 2015年7月現在、対応楽器はバイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、トランペット、サックス(ソプラノ・アルト・テナー・バリトン)。今後、さらに対応楽器を追加予定

 

6名の女子部員がcortosiaを体験!

幕総オケ部は、これまで全日本吹奏楽コンクールに2度出場し、2度とも金賞という優れた成績を収めています。全国の吹奏楽関係者の間でもすでに強豪校として認知されており、「幕総サウンド」のファンも少なくありません(オザワ部長もその一人)。

しかし、その名のとおり、幕総オケ部は「吹奏楽部」ではありません。バイオリン・ビオラ・チェロという弦楽器奏者もいる「シンフォニックオーケストラ部」で、吹奏楽コンクールなどの際には管楽器・打楽器・コントラバスの奏者で吹奏楽編成を作るのです。

さて、今年の「幕総サウンド」を担う6名の部員さんにご登場いただき、cortosiaを使っていただきました。

「幕総サウンド」を担う6名の部員さん

左から、手塚夢子さん(Vn.)、前川陽菜子さん(Vc.)、笠原桃花さん(Cl.)、岩切沙菜子さん(Fl.)、福島みのりさん(A.Sax)、古賀夢乃さん(Tp.)。全員3年生です。

最初、cortosiaがインストールされたiPhoneやiPadを前にした部員さんたちは、見慣れぬアプリの画面に戸惑いながらも、恐る恐る音を出して試していきました。
すると、画面上に表れるレーダーチャートの動きや得点にグッと興味を引かれた様子。「これ、すごくない?」「面白い!」と言いながら楽器の音を出してみたり、設定をいじってみたりしながら、あっという間にcortosiaの使いこなせるようになってしまいました。
ときどきミスをして極端に低い点数が出ると、全員で大爆笑。楽しみながら「いい音」の出し方を探っていきます。

一方、顧問の佐藤博先生も「こういうの(デジタル機器やアプリ)は苦手なんですよ」と言いつつも、部員さんの音とcortosiaの表示する結果が気になる様子。「なるほどね。今の音、もう一回再生できる?」などと操作を部員さんに任せながら、指導者の目線からcortosiaをチェックしていました。

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ひとしきり試してcortosiaの使い方にも慣れたところで、部員さんたちに「いい音」にチャレンジしてもらいました。
漠然とした「いい音」ではなく、しっかり波形と数字で結果が「見える化」されるため、部員さんたちも緊張の面持ち。佐藤先生は楽しそうに「これはオーディションだな。cortosiaが審査員だと思って演奏するように」とプレッシャーをかけます。

その結果はいかに・・・!?
使い始めと「オーディション」で、得点を比較してみました。

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チャレンジの結果は・・・?

手塚夢子さん前川陽菜子さん

笠原桃花さん

岩切沙菜子さん

福島みのりさん

古賀夢乃さん

 

幕総オケ部顧問・佐藤博先生がcortosiaを評価!
「自分を高められるおすすめのアプリです」

まず、目で見て音色や音量の安定度が視覚的にわかるので、生徒たちが自分を高めるのには非常に良いアプリだと思いました。個人練習にはもってこいですね。
ロングトーンは好きではないという子もいますが、cortosiaは点数が出るのでモチベーションが高まり、繰り返し練習したくなると思います。「何点取ったよ!」というコミュニケーションもできますし、いい意味での競争意識にもつながると思います。ピッチ・音量・音の明るさの安定度が時間軸に沿ってグラフのように出るのもいいですね。個人的には、ポイントが左右ではなく、指揮のように上下に動くメトロノーム機能が気に入りました。動きがすごく自然で、これに合わせて練習すると血の通った音楽ができ上がるのではないかと思います。指揮の勉強にもなりそうです。感動しました。
値段も高くないですし、部員全員に勧めたいアプリです(笑)。

顧問の佐藤博先生

先生も一緒にcortosiaを試してくださった

幕総オケ部の部員さん、そして、佐藤先生にも好評だったcortosia。吹奏楽を愛し、少しでも「いい音」を出したいと練習に励んでいる全国の吹奏楽部員の皆さんにもぜひ活用していただけると嬉しいです。
もちろん、大人世代の管楽器・弦楽器奏者の皆さんにもオススメですよ!

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【千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部】
今年で創部20周年を迎える幕総オケ部は、2011年と2013年に全日本吹奏楽コンクールで金賞受賞。また、日本学校合奏コンクールや日本管楽合奏コンテストなどでも優秀な成績を収めています。また、弦楽器奏者もマーチングをする「オケスト」も特徴の一つ。
顧問の佐藤博先生は武蔵野音楽大学で作曲を専攻。銚子市立銚子高等学校吹奏楽部の顧問として初めて全日本吹奏楽コンクールに出場。教え子に、作曲家の樽屋雅徳さんや石毛里佳さんがいます。
2015年度の部員数は230人以上。3年生は7月の定期演奏会で部活続行希望者以外は仮引退となるため、コンクールは2年生中心で臨みます。オーケストラの重厚な響きが吹奏楽にも浸透した「幕総サウンド」で今年も吹奏楽ファンを魅了することでしょう。

 

officialsite【KORG】GOOD SOUND TUNER
cortosia(コルトシア)
●基本機能
チューナー、「いい音」分析・採点・データ蓄積・ネット連携、メトロノーム、レベル・メーターなど。
●対応OS
iOS7以降、iPhone 6/6 Plus、iPhone 5s/5c、iPhone 5, iPod touch 第五世代
●価格
1,200円(App Storeからダウンロード

 

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