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その他 2017.03.11

【東日本大震災から6年】南相馬市立原町第一中学校からのメッセージ

東日本大震災が発生した2011年3月11日から6年が経過しました。

 

長いような、短いような、何とも言えない年月でした。あの震災を契機に生活が変わったという方、考え方が変わったという方もいらっしゃるでしょう。オザワ部長もそうです。

 

東日本大震災だけでなく、2016年は熊本地震も起こりました。他にも水害や火山の噴火など、様々な自然災害が発生し、それによってつらい思いをされた方もいると思います。

 

東日本大震災を思い返すことは、穏やかな日常生活が当たり前のものではないこと、ましてや、吹奏楽に打ち込めることがとても幸せだということを改めて実感させてくれますよね。

 

3月11日22時から放送されるインターネットラジオ「OTTAVA Bravo Brass 〜ブラバンピープル集まれ!オザワ部長のLet’s吹奏楽部〜」では、「合唱と吹奏楽のコラボレーション 音楽の力」と題して、つらく苦しい経験をしたときに力を与えてくれる曲、そっと寄り添ってくれる曲、背中を押してくれる曲をお送りします。吹奏楽のみの演奏、そして、合唱と吹奏楽による演奏です。

その1曲目にお送りするのが、福島県の南相馬市立原町第一中学校吹奏楽部による《マーチ・スカイブルー・ドリーム》です。

 

↑原町第一中学校と阿部和代先生(2015年の荻窪音楽祭より)

 

南相馬市は、地震、津波、福島第一原発事故の影響を受けた地域です。そんな中、今もひたむきに活動を続けている原町一中と阿部和代先生。

先生のお名前にちなんで「AKB(阿部和代バンドの略)」とも呼ばれる原町一中の奏でる音楽をぜひお聴きいただきたいと思います。

 

また、阿部和代先生からメッセージもいただいていますので、ここでご紹介したいと思います。

 

本日3月11日、私たちはあれから毎年行われている県主催の復興イベントである「キャンドルナイト」で演奏してきたところです。
今日はあれから6年目の日です。
今年度は大きな余震がありました。大きな余震で学校が休校になった日、楽器を心配した生徒たちは、部長を代表にして電話をくれました。近頃の余震の時は、部活動中だったため、生徒たちは皆、楽器を抱えて外に出てきました。楽器や音楽にかける思いは震災直後の生徒たちと同じです。当時ひっ切りなしにある余震の中、部長はこう言いました。「みんな、津波警報が出たら楽器を持って逃げるんだよ」と。びっくりでした。
そんな生徒たちを見てきて、6年という歳月はなんて短いのだろうと感じています。そして確かなことは、私たちは音楽と仲間たちに救われてきたということです。 
震災直後に苦労して活動していた子たちは、今年成人式を迎えました。その晴れ姿を見ながら様々な思いが胸をよぎりました。
全国の皆様、私たちを応援してくださり、ありがとうございます。私たちは皆さまに感謝し、仲間とともにいれることに感謝して、これからもよい音楽づくりに邁進してまいります。 
南相馬市原町第一中学校 吹奏楽部顧問 阿部 和代

 

オザワ部長とある吹netは、これからも原町一中、そして、東北の被災地の学校を応援していきたいと思います。応援とは不思議なもので、応援している対象から逆に応援を受けているような…力をいただけるような気持ちになります。それが応援の素敵なところですね。

人生や社会や時代には、どうにもならないつらいことが必ず起こります。だからこそ、誰かを応援したり、応援されたりすることが必要ですし、そんなときに音楽はエールの交換の媒介になってくれるものだと思います。

 

「音楽の力」、信じていきたいですね!

 

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