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学校・楽団取材 インタビュー 企画記事 2017.04.19

【常総学院高校吹奏楽部も活用中】セイコーのリモコン式クオーツ振り子メトロノーム!

常総学院高校吹奏楽部の皆さん

振り子メトロノームといえば、ねじ巻き式…と思い込んでいたオザワ部長ですが、すでに時代は21世紀! 
時計で有名なセイコーによって電動の「クオーツ振り子メトロノーム」なるものが開発されていた上に、とある強豪校によってすでに練習で活用されているというのです。

そこで、さっそくオザワ部長はその学校−−「東関東の御三家」と呼ばれる茨城県の常総学院高等学校を訪れ、「クオーツ式振り子メトロノーム」がどのように使われているのかをリサーチしてみました!

常総学院高等学校を訪れたオザワ部長
↑憧れの常総学院を初取材! テンションが上がります!

■常総学院高等学校吹奏楽部とは?

1983年、同校開校と同時に創部され、初代顧問として本図智夫先生が就任。1989年に初めて全日本吹奏楽コンクールに出場して以来、2016年までに全国大会に18回出場し、金賞14回。千葉県の市立習志野高校、市立柏高校とともに「東関東の御三家」のひとつに数えられている。トレードマークはえんじ色のブレザー。
常総学院高等学校吹奏楽部練習風景と本図智夫先生

常総学院の音楽室を訪れてみると、本図先生と新2・3年生79名が練習の真っ最中でした。演奏していた曲は、ワーグナー作曲《歌劇「ローエングリン」より「エルザの大聖堂への行列」》。

通常、代替わりをしたばかりの時期は音楽のバランスづくりが難しくなりがちですが、常総学院の《エルザ》には豊かさと統一感があり、聴いていて鳥肌が立ってくるほどでした。さすが「東関東の御三家」!

↑金管隊の迫力のサウンドが響きわたる!

さて、演奏中に部員の皆さんがじっと見つめていたものがあります。それは、セイコーの「クオーツ振り子メトロノームEPM5000」です。

電池で駆動するメトロノームで、ボディは高さ約22センチとごく一般的なものながら、タクト延長棒が装着されているため、後列の金管楽器からもよく見えるようになっています。
実は、ねじ巻き式のメトロノームだと延長棒をつけるとテンポが変わってしまいますが、この「クオーツ振り子メトロノームEPM5000」であればまったく問題ありません。

世界的に有名なセイコーのクオーツ時計。その技術を活かして開発された世界初(!)のリモコン式クオーツ振り子メトロノームである「EPM5000」は、常に正確なテンポを刻むことができ、置き場所が水平でなくても大丈夫です。

↑皆さん、しっかり振り子を目で置いながら演奏していました。

EPM5000」は電子音がボディ正面のスピーカーから出る仕組みになっています。音は3種類あり、ボリューム調節が可能。また、音を止めて振り子だけにしたり、逆に振り子を止めて音だけにすることもできます。拍子、リズムも変えられます。

もちろん、ねじ巻き式のメトロノームにはねじ巻き式ならではの良さがありますが(セイコーからはねじ巻き式の製品も発売されています)、先進のクオーツ振り子メトロノームにはたくさんの便利な機能が搭載されているのです。

また、常総学院も使っている「学校セット」(一般販売もされています)というセットにはAC電源が付属するため、演奏の途中でメトロノームが止まってしまって誰かがねじを巻きにいったり、ねじが終わりに近づいてテンポが不安定になったりすることもありません。電池を使えば、電源のない会場や屋外でも使用できます。

EPM5000」のもう一つの大きな特徴がリモコン式だということでしょう。
常総学院では、係の部員さんが自分の席を離れることなく、片手でリモコンを操作してメトロノームを動かしていました。曲の始まりや、先生がストップをかけたところで、わざわざ誰かが席を立ってメトロノームのところまで行く必要がないのです。

EPM5000はその場からリモコンで操作可能↑その場からリモコンで操作可能。わかりやすいようにメトロノーム係の部員さんに立ち上がってもらっていましたが、実際には座ったままで演奏しながらでも操作できます。

↓座ったまま、演奏しながら操作している様子は動画をご覧ください。

通常リモコンは信号の受信部がある側(一般モデルでは前側)からしか操作できませんが、「EPM5000」の学校セットでは背面にも受信部があり、前からでも後ろからでもリモコン操作ができます。先生が指揮台から操作するときなどに便利ですよね。
リモコンは本体下部に収納でき、紛失しにくくなっているのも嬉しいポイントです。

↑便利な機能が追加された「学校セット」。

取材の日は常総学院のオハコである《エル・クンバンチェロ》も演奏されていましたが、テンポが変わるところではリモコンでメトロノームを止め、またインテンポに戻ったところでメトロノームを動かす、という使い方もされていました。

それにしても、《エル・クンバンチェロ》を演奏をしながらの、ほぼ天井を見上げるくらいの超ベルアップには驚き! しかも、チューバまで!

↑《エル・クンバンチェロ》の金管分奏。
こ、これはベルアップを越えた「ベルスープレックス」!?

それでは、常総学院を代表して幹部の皆さんと本図先生にいつも使っている「EPM5000」の印象をお聞きしてみました。

■部長/小塚宏太くん(3年生・ファゴット)

「一番便利なのは、ねじ巻き式と違って練習中に止まってしまうことがないという点です。常に正確にテンポを刻んでくれるところがとても優れていると思います」

■副部長/佐藤結花さん(3年生・打楽器)

「振り子を見ながら練習することでテンポのスピード感を感じることができますし、電子音を変えたりすることもできます。アナログの振り子式メトロノームと電子式メトロノームの良いところを兼ね備えたようなメトロノームだと思います」

■副部長/杉山なつみさん(3年生・ホルン)

「テンポが正確なので、基礎合奏でみんなで音を合わせたり、縦の線を揃えたりするときにとても使いやすいです。タクト延長棒をつけられるのも、見やすくていいと思います」

杉山なつみさん、小塚宏太くん、佐藤結花さん↑左から杉山なつみさん、小塚宏太くん、佐藤結花さん。杉山さんが持っているのは、かなり前にセイコーから発売されていた「ICTUS」という電子式メトロノーム。

本図智夫先生
「常総学院高校吹奏楽部では、だいぶ前からセイコーの電子式の振り子メトロノームを使ってきました。バンドの演奏では指揮を見る=視覚も必要とされるので、振り子メトロノームを使った練習はとても大切です。その上、クオーツで正確だということ、リモコンを使えるということで、非常に便利だと思います。もっと皆さん活用するべきですよ(笑)。これを使って正確なテンポ感を養った上で、聴く人の心にしみるような表現、感情の載せ方を学んでいくことが大事だと思います」

例年、部員数は100名程度と他の強豪校に比べて少なめな常総学院高校吹奏楽部。けれど、だからこそ先生がすべての部員と個別に向き合ってクセや弱点を把握し、きめ細やかに指導することができると本図先生は言います。

部内では先輩後輩の礼儀はわきまえながらも全員が仲良く、練習するときはしっかりする、楽しむときは楽しむ、というメリハリのある部活動を実現しているそうです。

代々受け継いでいるモットーは「才能より努力」。日々コツコツと努力することを重視しており、「その努力を先生が買ってくださるので、報われない部員が出にくい部活になっていると思います」と副部長の佐藤さんは言います。
オザワ部長が取材していても、明るさや充実した雰囲気を感じることができました。

2017年の常総学院の目標は、ずばり「全国金賞」!

セイコーの「クオーツ振り子メトロノームEPM5000」とともに作り上げた正確なテンポ感と、本図先生の指導による豊かな音楽性で、ぜひ夢のステージで最高の演奏を披露していただきたいと思います!

常総学院高校吹奏楽部の皆さんとオザワ部長↑常総学院高校吹奏楽部の皆さん、ご協力ありがとうございました!

世界初! リモコン式クオーツ振り子メトロノーム
EPM5000 ¥10,200(税抜価格)

【特長】
●57mmダイナミックスピーカー搭載
●3種類のテンポ音、8つのリズムが選択可能
●電子制御だから、置き場所が水平でなくても正確なテンポ
●「学校セット」(税抜¥15,400)には、「タクト延長棒」「AC電源セット」「背面からのリモコン操作可能なセンサー」が追加されます
●カラーはブラック、ホワイトの2種類

リモコン式クオーツ振り子メトロノーム EPM5000。カラーはブラック、ホワイトの2種類

【公式サイト】
・リモコン式クオーツ振り子メトロノーム EPM5000
http://www.sii.co.jp/music/products/metronome/epm5000.html
・リモコン式クオーツ振り子メトロノーム EPM5000 学校セット
http://www.sii.co.jp/music/products/metronome/epm5000bsws.html

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