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書籍・雑誌 2017.04.25

【全国大会出場】青木中学校顧問・中畑先生の著書『「行動四原則」で強くなる吹奏楽』を読んだ!

オザワ部長が3月のスプリングドリームコンサートでご一緒した埼玉県川口市立青木中学校の顧問といえば、「ナカちゃん」こと中畑裕太先生。

 

↑スプリングドリームコンサートのときに撮影した1枚。右から、さんしろう吹奏楽部さん、中畑裕太先生、ニコラス・ケイジ(嘘)です。

 

中畑先生は31歳という若さにして、すでに全日本吹奏楽コンクールに3度出場(吉見中学校で1回、青木中学校で2回)。ジャパンライムからは吹奏楽指導DVDもリリース。見た目もトークも、キャラが立ちまくっている吹奏楽界の次世代ホープです。

 

そんな中畑先生が出版された『「行動四原則」で強くなる吹奏楽』(竹書房)を拝読しました。

 

 

タイトルだけ見ると、指導のハウトゥー本をイメージするかもしれませんが、実際は違います。

 

語られているのは中畑先生の吹奏楽との出会いから、学生時代の体験、いわゆる「荒れた学校」だった吉見町立吉見中学校の教員になって吹奏楽部を全国に導くまでの悪戦苦闘、青木中学校に異動してからの予想外の抵抗、全日本吹奏楽コンクールへの出場…。

このように中畑先生が自身の吹奏楽人生を振り返りながら、遭遇した様々な困難を乗り越えていったエピソードと共に、吹奏楽指導のポリシーやメソッドを語っているのがこの本です。

一人の若き吹奏楽部顧問の奮闘記の中に指導書的な内容が埋め込まれている、といえばいいでしょうか。そして、その指導法の根底にあるもっとも重要かつ基本的な考え方が「行動四原則」です。

 

帯にも書かれているので引用しますが、その「行動四原則」とは、(1)移動は常に早歩き、(2)挨拶はされる前にする、(3)返事は誰よりも早く、(4)話をしている人を見る、です。

「音楽」や「吹奏楽」や「基礎」といった言葉は一つも使われていません。

なぜ「行動四原則」で吹奏楽部が「強くなる」のかは、ぜひこの本をお読みいただき、中畑先生の言葉によって理解していただければと思います。

 

この本は吹奏楽部のみならず、様々な部活動の顧問をする先生方に、体験に基づく部活運営の指南書として興味深くお読みいただけると思います。

また、部活動に限らず、ヤンチャな子供たちをどう指導するべきか頭を悩ませている先生方にも勇気を与えることでしょう。

 

もちろん、吹奏楽関係者、さらには「もっとうまくなりたい」「もっと部活を充実させたい」と思っている現役の中高生にとって有用であることは言うまでもありません。

 

なかなか分厚く、存在感のある本なので、吹奏楽作家であるオザワ部長としては、「ご多忙な中畑先生がよくこれだけの文章をお書きになったなぁ!」と感嘆。きっと先生の中には語りたいエピソードや思いがたくさん詰まっていたのでしょう。

興味を持った方、ぜひご一読くださいね!

 

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