吹奏楽コンクール

吹奏楽コンクール 2018.10.27

【全国大会直前!】東京都吹奏楽コンクール・大学の部レポ

全日本吹奏楽コンクール・大学の部が始まろうとしている今(10月27日午前3時ごろ…)ですが、東京都吹奏楽コンクール・大学の部のレポートをお送りしたいと思います。

 

出場したのは全8大学。

すでに結果は出ているとおり、金賞&代表に選ばれたのは、創価大学パイオニア吹奏楽団と東海大学吹奏楽研究会でした。東海大学は8年連続11回目、創価大学は11年ぶり5回目の全国大会出場となりました。

 

創価大学は作曲家の伊藤康英さんが指揮し、課題曲は3の《吹奏楽のための「ワルツ」》、自由曲は伊藤康英さんの自作自演となる《ピース、ピースと鳥たちは歌う》でした。《ワルツ》は非常に品のよさを感じる演奏で、指揮台で跳ねる(踊る?)ように指揮する伊藤さんの姿が印象的。自由曲は、オザワ部長にとっては初めて聴く曲でしたが、伊藤さんの指揮を見ていると楽譜がどんな構造になっているのか見て取れて楽しかったです。クラリネットがマウスピース部分だけで効果音を鳴らしたり、トランペット隊がスタンディングで演奏したり、とユニークさもありました。

 

東海大学の課題曲は5の《エレウシスの祭儀》。冒頭から迫力ある出だしで、音がよく響き、インパクトのある課題曲となりました。そして、自由曲は長生淳作曲の《トリトン・エムファシス》。東海大学が長生淳作品を取り上げるのは3年連続5回目で、過去4回はすべて全国大会で金賞を受賞しています。サックス奏者でもある福本信太郎先生と東海大学による演奏は、まさに長生淳作品のお手本的なもので、不規則な波のように立体的なダイナミクスがうねりとなり、聴いているとそれに翻弄される心地よさが味わえます。さすがの演奏でした。

 

代表となった2大学以外にも、指揮者の玉寄勝治先生が指導する羽村第一中学校の勝負曲でもある《天雷无妄》(天野正道)を力強く演奏した明星大学学友会吹奏楽団、昨年の代表で譚盾作曲《交響曲1997「天、地、人」より》をまとまりのある演奏で聴かせた立正大学吹奏楽部、35人という少ない人数ながら音楽を感じつつ演奏しているのが伝わってきた駒澤大学吹奏楽部なども印象に残りました。

 


 

では、代表に選ばれた東海大学吹奏楽研究会のインタビューです!

 

●常任指揮者・福本信太郎先生

「今日の演奏は、本当に楽しく、音楽に没頭できるものでした。細かいことを気にせず、すごく楽しんでできましたね。結果とは関係なく、音楽を豊かに広げられたのではないかと思いますし、そういう点では満足です。自分もずっと笑顔で指揮することができました。きっとメンバーもみんな同じ感覚だったんじゃないでしょうか。とはいえ、傷(ミス)もちらほらあるので、そういう部分を直しつつ、音楽的な豊かさは殺さないように全国大会当日までやっていきたいと思います」

 

●主将・齋藤加奈さん(4年・フルート)

「今日は楽しんで演奏することができました。都大会予選がかなりボロボロな出来で、みんな気持ち的にナイーブになっていたので、今日の本選はかなり緊張していました。でも、本番が始まると、みんな思い切って演奏できていたと思います。今年も代表に選ばれてとても嬉しいです。去年、全国大会で金賞をいただけたことは嬉しかったんですけど、今年は去年以上に55人ひとりひとりが満足いく演奏をして、満点で金賞をいただくのが目標です!」

 

↑福本先生(前列中央)をはじめ、皆さんでオザワ部長のポーズをやってくださいました!

 


 

なお、今年の東海大学のメンバーの中には、4年前に全日本吹奏楽コンクール・高校の部で金賞を受賞した精華女子高校吹奏楽部のOG(精華では「OB」と呼びます)である長友麻佑さん(オーボエ)と森真衣子さん(トランペット)がいます。

 

↑左が長友さん、右が森さん。森さんはオザワ部長著「あるある吹ペディア」(学研プラス)にも登場。

 

お二人が高校3年で全国大会に出場したときは、顧問だった藤重佳久先生が精華の指揮をした最後の年で、自由曲は《華麗なる舞曲》(C.T.スミス)でした。

そのときの感動的な演奏、会場全体が燃え上がったような熱い12分間のことを、オザワ部長は今でもありありと覚えています。

 

 

また、お二人の代はCD「挑戦!ブラバン少女」をリリースしたり、テレビ番組に出演したり…と大活躍で、多くの話題を振りまいた代でもありました。全日本マーチングコンテストでも痺れるような演奏・演技を披露し、全国大会W金賞を達成しています。

 

オザワ部長も精華の全日本吹奏楽コンクールと全日本マーチングコンテストのドキュメンタリーを「オザワ部長の吹奏楽部物語 翔べ!私たちのコンクール」(学研プラス/メインは東海大学付属高輪台高校)で、朝練の潜入レポートを「みんなのあるある吹奏楽部ゴールド」(新紀元社)の1コーナーで執筆しました。

 

あれから4年。

学生生活最後の全日本吹奏楽コンクールを迎える精華OGのお二人に、ぜひ精華スピリットの宿った素晴らしい演奏を期待したいです。

 

いよいよ始まる全日本吹奏楽コンクール・大学の部、東海大学吹奏楽研究会の出演順は9番目、17時20分からです!

 

 

●オザワ部長の吹奏楽部物語 翔べ!私たちのコンクール

 

●みんなのあるある吹奏楽部ゴールド

 

●オザワ部長のオモシロ吹奏楽部大事典!? あるある吹ペディア

 

 

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